◆子どもの頃から良い音環境を!◆
−12月号前川幸豊氏の投稿を読んで−

12月号前川氏の、教育現場における音響設備についての投稿を読み、多いに共感した。
私事にはなるが、今秋、3歳の娘の幼稚園選びのためにいくつかの説明会や体験入園に足を運んだ。どこの園でも保育設備の充実ぶりには目を見張るが、説明の声が自然に聞こえる音響設備は存在しなかった。
もちろん現場の先生方に責任はないと思うのだが、初めての共同生活の中で、おそらくほとんどの子どもたちが初めてPAを体験する環境としては決して良いとは言えない。
おそらく設計段階で、幼稚園の音響設備にそこまでのものは必要なく、音が出れば十分という判断がなされているのだろうが、初めての体験=人生での基準になると考えると、高級品は必要なくとも、適切な機材選定と調整がなされた音響設備と、それをある程度使いこなすスキルは不可欠と思われる。
それに、マイクを吹いたり叩いたりという行為が、私には下品に見えて仕方がないのである。マイクドンドン「お行儀よくお話を聞きましょう」では、正直説得力がない。
アマチュアパフォーマーが増加していく中、前川さんのおっしゃるような音響機器の扱い方だけではなく、マイクを使う際のエチケットもぜひ広くお伝えしていきたい。


(京都府 森正人)

2012/02